前回の記事では「データで読み解く、「告白成功率」のホントの実測値」として、告白成功率に関する統計的なデータを、できるだけその数字だけにフォーカスが当たるようにして紹介しました。
そこでは例えば「時間帯で言えば18時以降から翌朝5時までの告白が最も成功率が高い」ことや「男性からの告白の方が女性からの告白の場合よりも成功率が若干高い」ことなどが客観的にデータとして知ることができました。
なので今回は、そもそもなんでそういう結果になるのか、という告白成功率に関する各データの意味の裏付けや理由などをくわしく説明していきたいと思います。
前回の記事を読んでいない方はぜひ先にそちらの統計データに目を通してから続きを読んでいただく方がより分かりやすくなると思います。
なぜ夜の方が告白成功率が高いのか
まず冒頭でも書いた告白成功率が高くなる時間帯の理由について見ていきます。
前回見た統計データでは「18時-05時」という夜の時間帯での告白が最も成功率が高く50%を大きく超える結果となっていました。反対にお昼の時間帯での告白は成功率50%を下回っていました。
この理由は、夜に告白するシーンの方が、例えばおしゃれなレストランの後に告白、であったり、夜景の見えるスポットでの告白、であったりと、お昼の時間帯に告白するよりも夜に告白するシーンの方が告白する側がきちんと準備をして告白をしている、というのが一つ目の大きな理由です。
なのでこのデータからさらに告白成功率についてわかることとして、お昼の告白が悪い、というわけではなく成功率を上げるには準備が大事、という話になります。
また、さらにもう一つの大きな理由として、そもそも夜遅くまでデートに付き合ってくれる親しい関係での告白だったため、というのがあります。
お昼の時間帯での告白というと、多くの場合、あまり一緒に遊びに行ったり食事に行ったりしていない関係での告白、イメージしやすいものでいうと体育館裏に呼び出して告白、というようなもので、ようは二人の距離感がまだまだ遠い状態での”ダメ元”での勇気を出しての告白、という側面が強いです。
なのでこの統計データからさらにわかる事として、告白する前にある程度二人の距離を縮めておく方が成功率が飛躍的に上がる、ということになります。
お昼の時間帯の告白が悪いわけではなく、告白への万全の準備、そして告白までに二人の関係性を縮めておく、事が告白の成功率を上げるためには大事
なぜ「学校」を告白の場所に選ぶと成功率が低いのか
続いて、告白の場所で告白成功率が大きく変わる理由についてくわしく見ていきましょう。
前回の統計データから「学校」で告白した場合の成功率が23%であるのに対し、どちらかの家で告白した場合、その成功率が73%と3倍もの違いが出てきていました。
この理由としては先ほどの告白の時間帯の話にも似ているのですが、やはりどちらかの家に行き来できるくらいの親しい間柄での告白だったため、というのが一番の理由です。
またそれ以外の大きな理由として、やはり他人の目が気にならないプライベートな空間での告白、というのも大きいです。
告白の代名詞としてよく言われる、体育館裏での告白、についても二人きりで話したい、という心理から選ばれる場所だと思いますが、やはりそれでも周りに学生はいますし、何事なの?と見物人やクラスメイトが見に来てしまう事も考えられるので、お互い周りが気になってしまいます。
なので、告白の場所、という統計データからさらにわかる事としては、できる限りほかの人の目が気にならない場所での告白だと成功率が上がりやすい、という事実がわかります。
特に学校や職場、さらには通勤通学で通る通り道やその経路にある飲食店、などは周りに知り合いがいるかもしれないというのもあり、最も人の目が気になる場所という事になるので出来るのであればそういった場所での告白は避けるべきでしょう。
告白の場所選びではできるだけ人の目が気にならない、またお互いの知り合いがいない場所で行う方が成功率が上がる
なぜ出会ってから3か月以内の告白の方が成功率が高いのか
最後に、告白までの期間に関する統計データの理由を見ていきます。
前回の統計データで出会ってから3か月以内に告白した場合の成功率が「81%」、反対に1年以上経ってからの告白成功率は「48%」でした。
やはりこれはよく言われている事ですが、友達関係になってしまうと恋愛対象から外れてしまい告白の成功率が下がる、というのが大きな理由です。
上で分かったこととと合わせると、告白成功率を最も上げるには、距離感を程よく深めつつ、それでも友達関係のような近すぎる関係になってもいけない、という事になります。
とても難しいですが、告白はタイミング、とよく言われているのがこのデータからも読み取れてしまった、という事になります。おおよその目安として夜に二人で食事に行けるような間柄になればそろそろ告白の準備を進めた方がいいかもしれません。
ただ、これは別の側面もあり、通常、出会って3か月での告白というのは、多くの人からするとマッチングアプリなどでの出会いでなければイメージがなかなかつきづらい所だと思います。
1年以上経ってからの告白の方が自身に照らし合わせてみてもしっくりくるのではないでしょうか。
つまり統計時「3か月で告白する」と回答した人たちは、かなりアグレッシブに恋愛的アプローチをしていた人である可能性が高い、ようは恋愛に長けている人、恋愛に場慣れしている人であり、だからこそ告白成功率がここまで高くなっている、という可能性があります。
もちろん3か月以内に告白ができるのであれば、お互い友達のような、悪く言えば空気のような存在になってしまう前の新鮮な状態で告白できるのでそれに越したことはないですが、恋愛上級者の回答で成功率が高くなりすぎている可能性が高い、という事です。
なのでこの成功率の数字を見て必要以上に「3か月以内に告白しないといけない」と焦る必要はなく、どちらかというと上記2項目で見たようにきっちりと二人の距離感を深めつつ、告白の準備もしっかり行う、事が成功率を上げるためには大事だと言えます。
1年以上経ってからの告白であってもほぼ50%の成功率がありますし、これは前回見たように告白の全体的な成功率と同じ数字です。つまり告白まで時間をかけてしまったとしても成功率が下がるわけではない、という事です。
ベストは3か月以内の告白が成功率が高いが、その事実に焦ってしまい準備不足で告白するくらいならゆっくりと距離感を縮める方がいい
まとめ
告白成功率の各種統計データからさらに読み取れる、その数字の理由や裏付けなどをくわしく紹介しました。
まとめると、
告白成功率を上げるには可能であれば出会ってから3か月以内(成功率81%)だが、きちんと準備をしお互いの距離感を”夜に二人で食事に行けるくらい”まで縮めてから告白することでも50%以上の成功率(18時~23時で60%、深夜0時以降75%の成功率)まで上げられる。とにかく焦らないことが大事
という事です。
これから告白を考えている方は是非参考にしてみてください。