大人になってからの片思いってある意味、学生の頃の片思いより辛い部分も多いですよね。
お互い大人だからこそ、自分と相手の立場に配慮してしまったり、学生の頃よりも仕事でお互い忙しいため、自由な時間が少なくて会える時間、アプローチできるタイミング、がそもそも全然なかったり。
ここではそんな大人の辛い片思いに対して、なんで辛いのかどうすれば成就できるのか、についてくわしく紹介しますね。
大人の片思いがこんなに辛い理由
冒頭でも書きましたが大人の片思いって辛いですよね。というより学生の頃の片思いとは全く違った辛さがありますよね。
この理由をまず知れば、自分の本当の心や片思いの位置などが正確になるのでさらに冷静に恋愛に向き合うことができるようになります。
大人の片思いが辛い理由は、やっぱり学生の時のように一直線に恋愛できないコトにあります。
その根っこの理由は人それぞれ、環境によって大きく違うはずですが、例えば職場恋愛や取引先の人が片思いの相手であれば、告白やアプローチで今の関係を壊してしまうリスクを、大人だからこそ相手の立場にも配慮して気にしてしまいますよね。
大人の片思いで辛い思いをしている方は多くの場合、心の優しい人が多いのです。相手の事を考えてしまうから行動できず辛い、というプロセスなんです。
また、それ以外にも学生の時の片思いと大人になってからの片思いの違いとして、学生時代は片思いに時間制限があったというのも大きいと思います。高校生であれば3年、大学生であれば4年、なので「最低でも卒業式までにあの人にこの思いを伝えないと!」というある意味あたって砕けるのも覚悟で行動できたはず。
対して大人の片思いには時間制限がない場合が多く、ずるずるとアプローチや告白ができないまま1年、2年と片思いが続きがち。その年月がさらに辛い部分なんですよね。
大人の恋愛では冷静になれている反面、その冷静さ、優しさが辛さを引き起こしているんですね。。
大人の片思いでのNG行動
こんなふうに大人の片思いで辛い思いをする人の多くは、相手の立場を考えてしまう、そんな優しい人が多く、また、時間制限がないのでその辛い状況が続きやすいというコト。
ここで少し話を変えますが、大人の恋愛、という言葉を聞くと、”かけひき”とか”知識”とかを使って、相手を恋愛で自由に振り回せる悪女、遊び人になれればいいのに、のようなイメージを持つコトってありますよね。なんとなく「うまく恋愛したい」「スマートに恋愛したい」みたいな。
ただ、大人の片思いでもこういった恋愛に本気になるのがカッコ悪い、とか本気を出してフラれるのがなんかヤだ、というのは一番のNG行動。
知識を持つコトはやっぱり大事ではあるのですが、必要以上にLINEの返信速度などで駆け引きを気にしすぎたり、脈なしサインなどの知識で必要以上に判断してしまうのは危険です。
脈なしサインなどの知識もその相手によって当てはまったり当てはまらなかったりするものですし、また、駆け引きに徹するよりも学生の頃のように純粋に大好きな人とメッセージをやり取りできる嬉しさ、ちょっとだけでも会話できてうれしかった気持ち、そういう本来の、ドキドキできる恋愛部分に意識を向ける方がおすすめです。
そうするコトで結果的にあなたの表情、言葉などが生き生きしてきて、相手にいっそうの魅力を伝える一助になるはずです。また大人の辛い片思い、その辛さの中に少しずつドキドキや嬉しさも芽生えてくるはずです。
ようは大人になって、相手の立場を考えたり、冷静に恋愛できるようになってはいるけれど、大好きな人と接するときだけはもう少しシンプルに恋愛に向き合うのが、学生でも大人でも大事、というコトになります。
大人の恋愛を成就させるアプローチ
大人の恋愛は学生時代の恋愛と違い、いろいろなケースがあり、一口に片思いを成就させるアプローチといってもその方法すらも千差万別。ですが、ここでは最もどんな片思いにも共通で実戦できる方法を紹介しますね。
大人の片思いでは「単純接触効果」がポイント
冒頭でもチラッと書きましたが、大人の片思いの辛いポイントとして、仕事で忙しいなど、大好きな人に会えるタイミングが学生時代と違って短い、ほとんどとれない、という部分がありますよね。
同じ職場であったとしてもそれぞれが別の仕事を担当してることと思いますし、部署は同じだけど朝晩のあいさつくらいしか会話しない、というのも珍しくないと思います。
つまりそもそも接触する機会が少ないのです。
先ほど知識に頼りすぎるのはよくない、と書いたので少し矛盾してしまいますが、心理テクニックに「単純接触効果」というものがあります。
単純接触効果というのは、相手に対する感情はその人と共に過ごした時間や日数などに比例して大きくなっていく、というもの。
最初あまり仲良くなかった、というより若干ニガテな人だったけれど、同じプロジェクトで毎日一緒に仕事しているうちに仲良くなった、みたいな経験、社会人の方ならかなりの人が経験したことがあると思います。
なのでとにかく片思いしている人と会話するようにしていくとその恋愛は成就に大きく動き出すはず。
また、学生時代と違い、どちらかが100%の告白をして付き合い始める、というのは大人の恋愛では意外に少ないですよね。どちらからともなく「付き合ってみる?」などの軽いメッセージのやり取りから両思いがスタートするパターンというのも多いハズ。
これも大人の片思いならではの特徴で、時間制限がないからこういう形になりやすい面もありますが、相手の方にとってのこういった対象にステージアップするためにも、とにかく日頃から単純接触効果を意識していきたいです。
どうしても「行動しなければ片思いは成就しない」というのは学生でも大人でも同じなので、行動は必ずとるべきですが、時間制限がないという事は反対にいうとゆっくりと単純接触効果を少しずつ積み重ねるコトが可能、というメリットともいえます。
まとめ
ここでは大人の辛い片思いについて、なぜ辛いのかその理由やNG行動、それから成就のためのアプローチ方法を詳しく紹介しました。
まとめると、
大人の片思いでは、相手の立場に配慮できる優しい人ほど辛い思いをしがち。だけど冷静に恋愛できるようになっているのが大人の恋愛なので、単純接触効果などの心理テクニックも使って少しずつアプローチしていくのが成就への近道
という感じ。
ですが、その人への大好きな気持ち、それは「辛い」前に、本当はもっとドキドキ、それに毎日が鮮やかになるような、一段も二段も世界が鮮やかになったようなそんなポジティブなものだったはず。片思いのときめき、それは大人でも学生でも変わらないですよね。
なのでその大好きな方と一緒にいれる時間は、大人だからと知識やかけひきに意識を向けすぎ過ぎずに、本来の片思いの素敵な気持ちを少しでも楽しめるようになるとそれが一番、あなたの魅力を引き出してくれるはずです。