【恋愛心理テクニック講座】スノッブ効果とは

最終更新日:2025年6月4日

恋愛心理テクニック講座、今回はスノッブ効果という心理テクニックについて紹介しますね。…ただ厳密にはスノッブ効果、それからバンドワゴン効果というのは心理学というよりも経済用語なのかなと思います。

読まれる方にとってはあまり聞きなじみがない言葉かと思うのですが、きちんと説明するので安心してくださいね。

使用タイミング

  1. デートに誘う

スノッブ効果はより相手に自分を魅力的に見せる時に主に使うことになる恋愛心理テクニックと言えます。

サクッと整理!

スノッブ効果とは

スノッブ効果とは、チョー簡単にいうと「逆張りの心理」です。

「えー、みんなアイフォン使ってるなら、わたしは違うのがいいかなー。みんなと一緒ってなんかダサいし」でアイフォンじゃなくてアンドロイドスマホにする、みたいな。あれが完全にスノッブ効果。

上で書いたバンドワゴン効果というは反対で、「え、みんなアイフォン使ってるの?んじゃ私もゼッタイアイフォンがいい!」という消費者心理のコト。

だいたいの物は最初にバンドワゴン効果で売れて、そしてある程度持ってる人が増えてくるとスノッブ効果(逆張りの心理)が働いて売り上げが落ちていくよ、っていうやつ。

【恋愛心理テクニック講座】バンドワゴン効果とは

恋愛心理テクニック「スノッブ効果」の実践例

例:デートに誘うシチュエーション

  1. 周りとは違う趣味なり雰囲気なりを普段からアピールしておく

スノッブ効果は経済用語なのかな、と思うので、結局「人(消費者)が何かを選ぶ時の判断基準」みたいなものなんです。

で、例えば「とりあえず彼氏が欲しい!」って強く思うのって「周りの友達がみんな彼氏持ちだから」とか「学生なら恋人がいて当たり前でしょ」というイメージがあるから、ですよね。これが上で書いたバンドワゴン効果。

こんな風に物を買う時と似たような感じで彼氏彼女というのも「周りがどうだから欲しい!」のように私たちは考えちゃってるんです。

で、んじゃとりあえず彼氏彼女を選ぶってなったとき、どこにでもいる平凡な人よりなにかちょっと違う感じのする人の方がスノッブ効果が発生しやすいです。みんなが付き合ってる彼氏(アイフォン)とちょっと違ったところのある彼氏(アンドロイドスマホ)の方がなんかカッコいいかも!ってコトですね。

なので普段からほかの人とは一風変わった趣味などを雑談時などでそれとなくアピールしておくとスノッブ効果の恩恵を受けやすくなります。

講座:スノッブ効果について

ここから下はスノッブ効果を提唱した学者の紹介など、この心理テクニックの裏付け的な話になるので読みたい方だけ読んでみてくださいね。

「スノッブ効果」の提唱者

スノッブ効果は1950年、ハーヴェイ・ライベンシュタインさんという経済学者が消費者の消費傾向に関する論文の中で、バンドワゴン効果と一緒に発表しました。

人がモノを買いたいなー欲しいなーって思う心理には、ほかの人が持ってるかどうか、っていうのがめっちゃ重要で、流行に取り残されたくない!という思いでまず、みんなが持ってるものが急激に自分も欲しくなる「バンドワゴン効果」が起こり、その後ある程度みんなが持ってる状態になると今度は、みんなが持ってるものってもう逆にダサくない?と欲しくなくなる、いわゆる逆張りの心理であるスノッブ効果が起こる、というもの。

また、この論文の中でもう一つ「ヴェブレン効果」というのも提唱されていて、このヴェブレン効果は「より高価なものの方が魅力的にみえる」という消費者心理。ようは自慢したいからそれを買う、っていうのがヴェブレン効果です。

金持ちがブランド物の時計をこれみよがしにつけたり、ブランド物のベルトをわざわざ見えるようにつけたりする、それがヴェブレン効果。